【WCS2018】リザロイド

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リザードンウツロイドをメインアタッカーとしたパーティです。7月から使い始めて3ヶ月弱煮詰めました。

 

主な戦績

WCSレートシーズン10:11位(f:id:chandyholmes:20150807010450p:plainf:id:chandyholmes:20170605110752p:plainf:id:chandyholmes:20150317175106p:plainf:id:chandyholmes:20150807011711p:plainf:id:chandyholmes:20150701001113p:plainf:id:chandyholmes:20150317180540p:plain)

第13回ぽちゃオフ:ベスト16(f:id:chandyholmes:20150807010450p:plainf:id:chandyholmes:20170605110752p:plainf:id:chandyholmes:20150317175106p:plainf:id:chandyholmes:20150807011711p:plainf:id:chandyholmes:20150701001113p:plainf:id:chandyholmes:20150317180540p:plain)
WCSレートシーズン11:7位(f:id:chandyholmes:20150807010450p:plainf:id:chandyholmes:20170605110752p:plainf:id:chandyholmes:20150317175106p:plainf:id:chandyholmes:20170220215615p:plainf:id:chandyholmes:20150701001113p:plainf:id:chandyholmes:20170623221911p:plain)

  

 パーティの構築経緯

原案は自分が6月に使用したウルガロイドカメツルギ。

chandyholmes.hatenablog.com

このパーティを使っていてウツロイドウルガモスの並びが攻撃範囲が広く、特に使用率の高いメタグロス+サンダー+ガオガエンやゲンガー+ガオガエンに強い点が強力であると感じました。しかしこの並びは、「ウツロイドの拘りメガネパワージェムでカプ・コケコのデンキZ耐え調整のサンダーやガオガエンが確定で倒せないこと」、「ウルガモスが積まないと火力が低いこと」の2点が不満点でした。そこでウツロイドはイワZを持たせサンダーやガオガエンを確実に落とすことができるようにし、ウルガモスはいきなり高火力を出すことができるリザードンに変更することでこれらの問題を解決できたため、この2匹からパーティを考えました。

リザードンウツロイドでは対応しづらいポケモンとしてバンギラスと霊獣ランドロスが挙げられるのでこれらに強い駒である霊獣ランドロスは真っ先に採用しました。

4匹目にはギルガルドを採用。ここまでの3体でクレセリアカプ・テテフといったエスパーが重いのでこれらに強いこと、ギルガルドに強いガオガエンやサンダーにはウツロイドが強いこと、ウツロイドと並べて地震を誘うことで弱点保険の発動を狙えることなど相性がいいです。

初めはこの4匹にクレセリアモロバレルを採用して使っていましたが、ジャラランガヒードラン+ガルーラorリザードンのパーティがきつかったことからカプ・レヒレ、色々きついことを解決するためにガオガエンに変更しました。

 

個別

ぽけっとふぁんくしょん!

ガリザードンY@リザードナイトY(ひでり・おくびょう)
173(156)-×( )-102(28)-188(68)-136(4)-167(252)
かえんほうしゃソーラービーム/おいかぜ/まもる
HB:威嚇込みでA148霊獣ランドロス(下降補正無振り)のストーンエッジ15/16耐え
HD:C147カプ・コケコの命の珠10万ボルト(フィールドなし)耐え
 
トップクラスの火力を持ち、わかりやすく強力なメガシンカ枠です。
技は一致技で安定して高火力を連発できる火炎放射、全体的に水が重いためミズへの打点になるソーラービーム、相手を削った中盤以降に打つことで簡単に詰めることができる追い風、上からの岩技や電気技に縛られやすい駒であることから守るで確定。
熱風は強力な全体技ですが、打たれ弱い駒であるため外しが負けに直結することが多いことやリザードンに対して炎が通る駒を相手が2匹並べている場面が少なく、1体に対する威力の高い火炎放射のほうが有用であると感じる場面が多く、個人的には火炎放射を優先したいです。
霊獣ランドロスカプ・テテフトゲデマルの上を取りたいので最速です。
 

ぽけっとふぁんくしょん!

ウツロイド@イワZ(ビーストブースト・おくびょう)
185(4)-×( )-67( )-179(252)-151( )-170(252)
ヘドロばくだん/パワージェム/みがわり/まもる
 
サンダー+ガオガエン+カプ・レヒレのような並びが流行していることからかなりの刺さりを感じたので使用しました。
イワZを持たせることで数の多いガオガエンやサンダーを1発で倒すことができる上に、岩は無効もおらず半減も少ないためとりあえず打てば有利になりやすいです。
身代わりは有利すぎる盤面での相手の交代やクレセリアの凍える風に合わせたり、再戦やBO3ではイワZを警戒して動いてくるのを読んで置くことでかなりのアドバンテージを得ることができます。 
 

ぽけっとふぁんくしょん!

カプ・レヒレ@ウイのみ(ミストメイカー・ずぶとい)
177(252)-×( )-156(52)-137(172)-151(4)-109(28)
だくりゅう/ムーンフォース/めいそう/まもる
S:追い風時準速スカーフ霊獣ランドロス抜き
 
ヒードラン入りのガルーラスタンに勝てなかったので、それに対抗するために採用しました。カプ・レヒレのおかげでガルーラスタンだけでなくトリックルーム軸のパーティ全般にも戦いやすくなったり、立ち回りの幅が増えました。晴れると濁流の威力が下がる点はアンチシナジーですが、その場合はムーンフォースを打てばよく、レヒレが刺さる試合はヒードランランドロスバンギラスといったリザードンが動かしづらい相手が多い場合なのでその点でも噛み合っていると感じました。
メインの選出対象であるガルーラスタンはカミツルギ以外だとメガガルーラの捨て身タックルや霊獣ランドロス地震、ジメンZでカプ・レヒレを落としに来るので、そのダメージを減らす目的で物理耐久を高めた配分にしました。 
 

ぽけっとふぁんくしょん!

ランドロス霊@こだわりスカーフ(いかく・いじっぱり)
175(84)-190(60)-111(4)-×( )-119(148)-138(212)
いわなだれ/じしん/とんぼがえり/ばかぢから
A:207-170メガバンギラスを馬鹿力で15/16で1発
HD:C154カプ・レヒレの+1濁流耐え
S:最速メガライボルト抜き
 
リザードンの技が通りにくいバンギラスガオガエンに強いこと、カプ・コケコの電気技を受けつつ上から縛れること、高火力で削った相手を上からの地震や岩雪崩で詰める立ち回りが強力なことからこだわりスカーフを持たせた霊獣ランドロスを採用しています。龍の舞メガバンギラスを意識して物理スカーフで採用しました。こだわりスカーフカプ・テテフカプ・レヒレを1発で倒すのが厳しいパーティなのでそれらに対して動かしやすくするためにDに厚めの配分にしています。
 

ぽけっとふぁんくしょん!

ガオガエン@フィラのみ(いかく・いじっぱり)
196(204)-154(36)-111(4)-×( )-132(172)-92(92)
フレアドライブ/とんぼがえり/ねこだまし/どくどく
HD:C147カプ・コケコのデンキZ耐え
S:追い風時最速115族抜き
 
ガオガエンを採用する前のこのパーティの弱点として感じたのは以下の3つでした。
リザードンウツロイドをひたすら上から縛ってくる相手に対して弱い(追い風ができない)
②瞑想シードクレセリアが倒せない
③前のめりなためトリックルーム主体のパーティがきつい
そこで採用したのがどくどく持ちのガオガエンです。
①は猫だまし+追い風をすることでS関係を逆転させることで解決。晴れているとガオガエンの火力が上がるのですぐに攻めに転じることができる点も強力でした。
②は毒毒を採用することで解決しました。ガオガエンに毒毒を採用する強みとしては、意識せずに選出の中に毒を仕込むことができる点だと思います。ガオガエンは瞑想クレセリアが採用されることの多いガルーラ、リザードンメタグロスをメガ枠としたパーティには基本的に選出するので、選出を歪ませたり、毒毒持ちを選出し忘れて負けたというようなことを防ぐことができます。
③は猫騙しを絡めて時間を稼げるだけではなく、このパーティにはウツロイドの身代わりやカプ・レヒレの瞑想といった猫騙しと相性がいい技が採用されているため、アドバンテージを得やすくなっています。
ガオガエンは基本的に何をしていても強いので適当に採用されがちですが、役割を明確にすることでさらに強さを引き出せると感じました。
 

ぽけっとふぁんくしょん!

ギルガルドじゃくてんほけん(バトルスイッチ・れいせい)
167(252)-71(4)-181(84)-90(92)-180(76)-72( )
シャドーボールせいなるつるぎ/かげうち/キングシールド
HB:A187霊獣ランドロスのジメンZ威嚇込み15/16耐え
   味方の霊獣ランドロスの急所地震耐え
HD:(ブレードフォルム時)C147カプ・コケコの10万ボルト耐え
S:最遅ヒードラン-1、追い風時準速霊獣ランドロス抜き
 
元々は基本選出の一角として考えていましたが、クレセリアモロバレルといった火力のない駒を抜きガオガエンカプ・レヒレを入れた結果選出の幅が増え、ギルガルドの選出率が落ちたため抜くことも考えました。
しかしこの枠をカミツルギなどに変えて試した結果、カプ・テテフ入りのパーティに対してはギルガルドの有無で勝率がかなり変わることに気づいたため、カプ・テテフゴチルゼルがいる相手へピンポイントで選出する駒として続投しました。
こちらが霊獣ランドロス+ギルガルドで相手にモロバレルトリトドンがいる場面では積極的に巻き込み地震で弱点保険を発動させていました。その際急所に当たって落ちるとまずいので、Bは最低限味方のランドロスの急所地震耐えは必要だろうということである程度耐久に振っています。
 

選出

対ガルーラスタン(f:id:chandyholmes:20150630233950p:plainf:id:chandyholmes:20170220215615p:plainf:id:chandyholmes:20150807011711p:plainf:id:chandyholmes:20150317175106p:plainf:id:chandyholmes:20150701000634p:plainf:id:chandyholmes:20170122175528p:plainなどのレヒレ入り)

先発:f:id:chandyholmes:20150807010450p:plainf:id:chandyholmes:20150317175106p:plain

後発:f:id:chandyholmes:20170623221911p:plain+f:id:chandyholmes:20170220215615p:plain(ヒードラン入り)orf:id:chandyholmes:20170308025308p:plain(ガオガエン入り)

 

つらい相手なので対ガルーラスタンだけは決めていました。

瞑想レヒレが重いパーティなので一番防ぐ必要がある行動がガルーラ+カプ・レヒレの猫だまし+瞑想です。水が一貫しているので濁流で壊滅するのを防ぐためにも初手でリザードンメガシンカするのが確定、威嚇を入れないとリザードンがガルーラに倒されるので威嚇をかけながらレヒレを削ることができる霊獣ランドロスを初手に出します。

 

それ以外のパーティにはある程度自由な選出をしてもなんとかなることが多いので、その時に決めていました。

 

雑感

レート1位とかオフ優勝とか目立った結果を出すことはできませんでしたが、かなり自分好みのパーティに仕上げることができた点は満足です。2018シーズンは終わりましたが、自分に合ったパーティが見つかるとそれだけでモチベーションが上がって対戦が楽しくなるので2019でもそういったパーティを探していきたいですね~。

 

 

終わりだよ~