【WCS2018】全国大会環境適応型テテフグロス【PJCSライブ大会使用パーティ】

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6月9日に開催されたPJCSライブ大会(全国大会)で使用したパーティです。
Day1取れませんでした泣

 

成績

 3勝4敗 70位(不戦勝1)

 

パーティ構築経緯

5月の予選で恐らく全国大会の権利を取れているだろうということで、全国大会のパーティを考え始めました。

かなり色々な案を試しましたが、全国大会1週間前になっても「軸は強いが周りを煮詰められていない」ような中途半端な完成度で止まっているような案ばかりでした。

そろそろ使うパーティを決める必要があると考え、今から全く使用したことがないタイプのパーティを練習する期間もないため、予選でも使用し使い慣れているf:id:chandyholmes:20180620231801p:plainメガメタグロスを軸としたパーティを使うことにしました。

しかし予選で使用したレヒレグロスは苦手なパーティが少なく、格下相手に漏らさないようなパーティである一方で、最も流行しているパーティの1つであることから全員対策は練ってきているはずであること、ミラーでプレイング以外の部分で差をつけづらいこと、高火力を出しづらく一気に試合の流れを変えるような動きがしづらいと感じ、去年のAFKのように「予選では多くの人が勝ち上がっていたが全国では勝てない部類のパーティ」だと考えました。

そこで、レヒレグロスと似た形を維持したまま高火力を出すことができ、型の選択肢の豊富さから相手の予想外の動きをしやすい、と感じたテテフグロスに注目しました。

 そのため、パーティ全体としては採用率があまり高くない型や技をいくつか取り入れ、それによって得たアドバンテージを生かして早めに相手を倒しきるような攻撃的な戦い方を意識して組みました。

 

個別

ぽけっとふぁんくしょん!

メガバンギラスバンギラスナイト(すなおこし・ようき)
199(188)-190(44)-173(20)-×( )-141(4)-135(252)
いわなだれかみくだく/れいとうパンチ/りゅうのまい
A:196-111霊獣ランドロスを冷凍パンチで確定
HB:A216霊獣ランドロスのジメンZ威嚇込みで耐え
HD:C161カプ・レヒレムーンフォース砂補正込み2耐え
S:最速
 
今回も特に対雨パーティやリザードンなどのメタグロスが選出しにくい相手へ出す2枚目のメガ枠として採用。
リザードンなどの有利な相手に投げ、霊獣ランドロスへの引きを読んで龍の舞⇒冷凍パンチで処理できます。また、追い風最終ターンに龍の舞を積む動きも非常に強力です。
悪技は龍の舞を一番生かせる噛み砕くを採用しました。
守るを切っているため龍の舞をしたが縛られているような状態になるとなにもできずに落とされてしまうため、龍の舞を積むタイミングの見極めが重要です。
 
 

ぽけっとふぁんくしょん!

メガメタグロスメタグロスナイト(かたいツメ・ようき)
167(92)-195(236)-170( )-×( )-130( )-168(180)
アイアンヘッドしねんのずつき/じだんだ/アームハンマー
 A:思念の頭突きで151-145ジャラランガ確定
 サイコフィールド下思念の頭突きで165-106サンダーを15/16で1発
 地団太で146-100メガライボルト確定
HD:C187メガライボルトのオーバーヒート耐え
S:最速100族抜き
 
メインのメガ枠として採用。
モロバレルやメガフシギバナの採用率が増えてきていることから、テテフの有無に関わらず思念の頭突きは積極的に採用していきたいなと最近感じています。ミロカロストリトドンへの打点を確保できるのもグッド。
技構成は命中安定のメインウェポンになるアイアンヘッド、サイコフィールドと合わせて高火力を出せる思念の頭突き、メタグロスミラーで不利を取らないための地団太、カミツルギガオガエンを破壊するためのアームハンマー
アームハンマーは「地団太なら耐えるだろう」と動いてきたガオガエンに打つことで相手のプランを崩すことができます。いつでもガオガエンを倒せるようにカプ・テテフマジカルシャインやサンダーの10万ボルトを早めに当てておくことを意識していました。
 
 

ぽけっとふぁんくしょん!

サンダー@マゴのみ(プレッシャー・おくびょう)
196(244)-×( )-105( )-145( )-132(172)-145(92)
10まんボルト/ねっぷう/めざめるパワー氷/おいかぜ
H:4n ムクホークの命がけ耐え
HD:C147カプ・コケコのフィールドデンキZ耐え
S:準速霊獣ランドロス+2
 
サンダーは以前から10万ボルト/熱風/追い風/守るの構成で使っていて、流行りの特殊スカーフ霊獣ランドロスに後出ししやすい貴重な駒であるにも関わらず特に打点があるわけでもない点にもどかしさを感じていたため、霊獣ランドロスの処理を早めるためにめざめるパワー氷を採用しました。このポケモンも守るを切ったため、追い風が必要な場面で確実に打ってもらうために耐久振り+オボンではなく回復量の多い半分回復実を持たせました。
 
 

ぽけっとふぁんくしょん!

ランドロス霊@ジメンZ(いかく・いじっぱり)
189(196)-187(36)-111(4)-×( )-108(60)-138(212)
じしん/はたきおとす/みがわり/まもる
A:11n
HB:威嚇込みでA173までのガオガエンの叩き落とすを身代わりが耐え
HD:C147カプ・コケコの命の珠めざめるパワー氷15/16耐え
   C154カプ・レヒレの+1濁流15/16耐え
S:準速カプ・レヒレ抜き
 
ガオガエンに後出しから身代わりを貼ってアドを取っていきます。
ガオガエン、カプコケコ、メタグロスなどの地面弱点で強力なポケモンが多いため、霊獣ランドロスの身代わりは残ると試合が終わるレベルで強力な刺さり方をすることも多いです。
叩き落とすは地面技の通らない霊獣ランドロスクレセリア、サンダーなどの持ち物を落として他で処理しやすくするために採用しました。
単体で強力なポケモンである一方で、今考えると周りとのシナジーを特に感じないため、このポケモンの採用は本当に正解だったのか?という疑問があります。
 
 

ぽけっとふぁんくしょん!

カプ・テテフこだわりスカーフ(サイコメイカー・おくびょう)
145( )-×( )-96(4)-182(252)-135( )-161(252)
サイコショックムーンフォースマジカルシャインシャドーボール
C:サイコショック(フィールドなし)で167-100メガゲンガー確定
S:最速
 
基本的には後発に置き、前のポケモンカプ・テテフが縛れる圏内に入れることを意識して立ち回ります。しかしフィールドを変えるために早めに投げた際にはマジカルシャインによって削り役を任せ、他のポケモンの技の圏内まで相手を削っていくプランを取ることができます。こだわりスカーフを持たせることでメガボーマンダメガメタグロスメガゲンガー、積んだ後のジャラランガの処理がかなり楽になるので持ち物はこれ以外に考えられませんでした。HD振りメガゲンガーと瞑想カプ・レヒレを意識してエスパー技はサイコショックを採用。
 
 

ぽけっとふぁんくしょん!

ガオガエン@フィラのみ(いかく・いじっぱり)
196(204)-154(36)-111(4)-×( )-132(172)-92(92)
フレアドライブ/はたきおとす/ねこだまし/まもる
H:4n
A:11n
HD:C147カプ・コケコのフィールド10万ボルトZ耐え
S:追い風時最速115族抜き
 
前のめりな他の駒を動かすための潤滑油的な駒。
猫だましで相手のS操作の時間を稼いだりサンダーの追い風やランドロスの身代わりのサポート、威嚇による他の駒のサポートが主な役割です。
守るを削って極力攻撃範囲を増やしているパーティコンセプトの中でこのポケモンと霊獣ランドロスのみ守るを持たせていますが、これはカプ・レヒレのミズZで簡単にパーティが崩壊するのを防ぐためで、ミズZで1発で落ちるガオガエンと霊獣ランドロスには守るを持たせました。
 

雑感

パーティに手応えを感じて自信を持って全国大会に向かう意気込みでしたが、プレイヤーが社会人生活の環境に適応できず、平日に準備が全くできなかったため前日にパーティを準備することになり、ほとんど睡眠を取れずに会場にいくことになりました。

その結果普段のプレイができず悔いの残る結果となってしまいました。

しかしパーティとしてもクレセリアカプ・レヒレがかなり重いことが発覚してしまい、目標だったDay2獲得ができるほどの完成度まで上げることができていなかったのかな、と感じます。

社会人となってポケモンができる時間も以前よりも限られており、その中でどう取り組んでいくかが難しいなと感じた大会となりました。周りの社会人プレイヤーから取り組み方を教わって、来年は万全の状態でまた全国大会で戦いたいですね。

 

おわり。